次世代に受け継がれた絶品の干し芋。小さな事業を未来へつなぐ「稼ぐための合理性」
富岡市で、個人の農家が小さく始めた干し芋づくり。高齢となった創業者は閉業を検討していましたが、農業を手がける法人が製造を引き継ぐことに。小さな事業を継承するカギとなる、土地性や総合的なしくみを持った「稼ぐための合理性」の…
ハレの日を彩る音と色。「毛笛」を最後まで作り続けた玩具メーカーの「静かな愛のものづくり」
日本のお祭りや駄菓子屋などのシーンで、子どもたちを楽しい音と鮮やかな色で楽しませてきた「毛笛」というおもちゃ。次々と製造業者が廃業していく中、最後まで作り続けたのは富岡市の「ヤマガタ玩具」でした。お手頃な価格からは想像も…
西上州の里山に根づいた、「農」を中心に世界の人が行き交う輪。NPO法人「自然塾寺子屋」の物語
養蚕で栄え、華々しい一時代を築いた甘楽・富岡地域。甘楽町と富岡市を合わせても人口6万数千ほどのこの地域に、毎年夏になると、日本全国を始め、アジア、アフリカ、中南米など、世界各地からもたくさんの農業研修生やってきます。研…
レンガ倉庫と運命的に出会い移住。「古道具・熊川」店主が下仁田に見た大きな可能性。
大正15年に建てられ「蚕の繭」の保管に使われていた下仁田駅前のレンガ倉庫が、2018年に「古道具・熊川」として生まれ変わりました。新品とは異なる古道具の味わい、東京から下仁田に移転・移住した経緯、そして地方-都会論までも…
「何もない」と言われた街で10年、人・物・食の関係性が生まれるスーパー「おかって市場」の歩みとこれから
高崎から車で30分、軽井沢まで一時間もかからない場所にある富岡市。そんな二つの商業エリアの挟まれる様に位置するこの場所は、いつしか「何もない」と言われる様になった。今、富岡には世界遺産目当てでなくとも、県内外から多くの人…
鳥は唄い、虫は踊る。榛名山麓に暮らす理科の先生が教える、「見ようとしなければ見えない」もうひとつの世界。
薪を割り、生き物を観察し、望遠鏡で星を眺める。榛名山麓で暮らす「理科の先生」の暮らしは複雑性にあふれ、飽きることがありません。榛名山の林の中にあるご自宅で、日常の中に潜む変化、そして「見えないもの」を発見する面白さを語っ…